2021年04月09日 09:28
伊豆市の建築現場も母屋の工事が順調に進み、別棟へと工事が移ります。
リビングの天井は杉の無垢材を使った竿縁天井となります。和のテイストを活かしつつも照明器具や入口引き戸などは少し和モダンな要素を取り入れています。和紙で作られたペンダント式の全般照明にすると、照明の明るさが木のやわらかい素材の天井面へとやさしく反射し、しっとりと落ち着いた明るさが得られます。
南面の開口部についても障子を閉めれば、やわらかい明るさを取り入れることができ、お庭の景色や遠く山々への眺望など場面に応じて暮らし方を楽しめます。
床暖房を採用しているため、床については床暖房対応のナラ材を使用。壁は紙質のルナファーザーとホタテの貝殻をペーストしたホタテペイントを採用してます。室内全体的にマットな質感を得られ、自然素材を重視しつつも断熱と床暖房を完備した快適な空間となっています。
床暖房を実際に稼働してみました。何とも言えないやさしい温かさがぬくぬくと足に伝わり、とっても心地よいです。