2021年05月05日

洗い出しの床仕上げ

洗い出しの床仕上げ


土間床に洗い出し仕上げを行いました。

材料は小さな玉石とモルタルを練り混ぜて構成されています。玉石は大磯(おおいそ)という種類のもので、写真のような風合いとなります。大きさは2分(ぶ)で約6ミリのもの。いろいろな種類と大きさがあるのですが、私はこの組み合わせが一番の好みです。

モルタル原料のセメントは商品名「テクニカメント」という洗い出し工法専用セメントを使用します。カラーは白色・灰色・濃灰色と3色あり、今回は灰色を使いました。

表面が硬化する間際に水で流しながらスポンジや刷毛を使って表面を洗い出すことから「洗い出し」と呼ばれる左官工法のひとつです。

石の持つ素材特有の魅力を引き出せる工法となり、京都町屋の土間床にもよく見受けられます。昔から伝統的に受け継ぐ貴重な工法です。

丁寧な施工のおかげもあり綺麗な仕上りです。


無垢の木と自然素材でつくる注文住宅 伊豆の国市の工務店





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Posted by 伊豆の工務店 住宅舎 at 10:54│Comments(0)建築現場のこと
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