2021年10月29日
縁側のリフォーム
伊豆市の現場で既存縁甲板の再塗装工事をしている様子です。
長年暮らしていると、どうしても床板自体が傷んだり表面の塗装がはがれたりします。リフォーム工事のタイミングで補修をしてあげることで、以前とは比べものにならない程に綺麗になり、無垢床材特有の風合いも蘇ります。
まず初めの作業工程は、床板表面の汚れや塗膜や塗料を特殊な薬剤で剥離洗浄を行い、木本来の状態に戻します。同時に比較的浅いキズやシミなども専用道具で措置を繰り返し補修します。
次に色のバラつきを抑えるために、着色をし全体的なテイストを均一にそろえます。
各工程間に養生時間をしっかり取りながら、最後に表面の塗料を施します。今回はややマットなテイストを出すためにつや消しの塗料を用いながら仕上げていきます。
手間と時間がかかる工程ですが、桧縁甲板本来の質感が蘇ります。
Posted by 伊豆の工務店 住宅舎 at 18:08│Comments(0)
│建築現場のこと