2022年05月27日
便利な室内物干し場

函南町のリフォーム工事現場の様子です。
既存のバルコニーから室内的に利用できる物干し場サンルームをつくりました。既存躯体寸法に合わせアルミサッシや鋼材などを切り詰め加工し、余分な隙間や無駄な場所がなく、この家にピッタリの空間ができました。
もちろん、お天気の日はたっぷりと日が入り、雨風の強い日や湿気がある日でも新たにコンセントをサンルーム内に増設したおかげで、乾燥機やサーキュレーターなどを可動させれば、ある程度の物干し機能に期待が持てます。
物干し場の床も室内の床と段差無く行き来ができるようにバリアフリー仕様に。
床材は米松の無垢材を使用することで、足ざわり良く冬場のヒンヤリ感も軽減できるようにとしつらえました。自然素材のもつ湿気等吸放出効果にもメリットがあります。
バスタオルなどを掛けられるステンレスパイプや物干し金物などの位置や高さなども、お客様が一番使いやすいように現場で打ち合わせを重ね、満足の声をいただきました。
2022年05月24日
ホームシアター

たまにはゆっくりと映画でもと思いつき、普段天井に備え付けてあるセミナー用のスクリーンを広げ、テーブル廻りの引き出しにしまってあるプロジェクターを設置すれば、約30秒でホームシアターの完成。
100インチの画面と小型のBOSEスピーカー(SoundLinkMini)を使っているのですが、それなりに臨場感も感じられ楽しんでいます。
ま、決して忘れてならないのはビールとおつまみ。。。(笑)
2022年05月19日
旅館の改装

伊豆市修善寺の歴史ある旅館の修繕現場の様子です。
既存部分と新設部分との取り合い(部材どおしが重なり接合するところなど)が、どうしても複雑かつ特別な技術を必要とし、検討を重ねながら工事が進められます。
弊社住宅舎の大工職人は、過去修行時代に横浜市・鎌倉市・逗子市などの社寺や数寄屋建築などの現場に携わっており、その貴重な経験が活かされていることに感謝です。
写真は館内の工事風景となりますが、通常営業されているエントランス、庭園、客室、回廊などは、私たち建築人が見ても息を呑むほど美しいしつらえとなっています。
サービスやお食事もあってのことですが、1泊10万円以上する理由が(なんとなく)分かる気がします。。
2022年05月11日
壁面収納もデザイン

高さが自由に変えられる棚板製作工事を行いました。
ドイツ社の製品で延べ19品目パーツの品揃えがある便利な金物。棚柱をはじめ、ツールホルダー、ドライバー受け、小物トレイなど多様な組み合わせが魅力の商品です。
あらかじめ収納するものをある程度想定しながら棚柱の高さや間隔、棚板の奥行などを設計し、製作は大工に依頼。端部の小口処理や自然塗料をキメ細かく施して少しずつかたちになっていきます。
据え置き型の収納棚よりも造作棚の方が断然使い勝手やデザインも良いと思いますし、コストもあまりかからず製作できるので、おすすめしたい方法です。